コンタクトレンズ

2015年6月に厚生労働省よりクリニック内でコンタクトレンズの交付(販売)が出来ることが明確化されました。これを踏まえ、当院でも9月より院内でのコンタクトレンズの交付を開始しました。コンタクトレンズ販売店とは異なり、コンタクトレンズ販売による収益性を求めておりません。

コンタクトの交付時間は診療時間をご覧ください。

現在主流のソフトコンタクトレンズはシリコンハイドロゲルという素材が使われています。従来のソフトコンタクトレンズ(当院で取扱っているものとしてはCooper VisionのバイオメディックスとJ&J社のモイスト,デファイン,SEEDのpureうるおいplus)では含水率が高いほど酸素透過性が高かったのに対して,シリコンハイドロゲルでは含水率が低いほど酸素透過性が高くなります.含水率が低いと装用感が悪くなる傾向があります.

含水率 素材が含む水の割合.含水率が高いほど装用感は良好である一方,乾燥感を受けやすい.
Dk値 素材が酸素をどれくらい通すかを表す値.素材のレンズ透過性.
Dk/L値 Dkをレンズの厚みLで割った値.実際のレンズの酸素透過性を示す.高いほど目(角膜)に良い.

以下に当院で取り扱っているソフトコンタクトレンズの酸素透過性と含水率のグラフを示します.シリコンハイドロゲルは従来のコンタクトに比べて,酸素透過性が良いことが分かります.

コンタクトレンズの比較(酸素透過性と含水率)

取扱いコンタクト

現在の価格表は以下の通りです。価格は全て税込です。

1day

2week

ハードコンタクト